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建築の解体

 

建築の解体―一九六八年の建築情況

建築の解体―一九六八年の建築情況

 

 ★・・・4.4

まだ読了してないが面白過ぎてフライングというのも1968年のラディカリズムの運動を記述しているのだが、現在でもその言葉の鮮度が失われていない、そこで語られたこと自体現代の様々な問題系に対しオーバーラップする感覚だ。

特にアーキグラムのインスタントシティの記述は現代における問題と一致している。

 

"宇宙テクノロジーに象徴されるように、サイバネティックな完全に情報が支配する環境を編成するという過大が導かれる。つまり情報化した状況のなかでの建築の型を発見することが、おそらく主題になる。”

 

ラディカリズムの幻想性は今日的な文脈においても十二分にリアリティを感じさせる。その観念において。