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建築中心

2015-01-01から1年間の記事一覧

2015年を振り返って(独り言)

あまり振り返ることは好きではないけれど、色々反省もあるとおもうので来年度の抱負も含め、色々しるしたい。 一年を振り返って卒業設計の後書いた論文書いたのを思い出す。 " " ここでいうアポリアとは " " とうことであるが、デザイン自体が持つ命題–人に…

振り返りそしてまた前進。

プロジェクトもいよいよ本格的になり僕の二十代もいよいよ建築の思い出がたくさんになってきた。 プロジェクトの方は施主との対話で与件を引き出し、生活動線を解いて行くとプロジェクトメンバーの書いた図面も大分収束してくるという面白さも感じた。 情報…

僕はデザイナーになりたい

久しぶりの更新になってしまった。前回めちゃくちゃ気合いが入って書いたのに消えてしまい少しブログきらいになったけど再開しよう。 研究室でWSC_2015、mcd_2015というインスタレーションのプロジェクトが終了した。 WSC_2015に関して簡単に説明するとオフ…

住宅地の向き(またメモみたいですが)

大学院1年の前期が終わった。前期は設計を始めたこともあり、設計を介してインプットすることが多いように思えた。やはり具体のものを扱うために、その速度は読書よりも幾分劣るが、具体そのものの設計から得られる感覚はやはり設計しないと得られない。と改…

忘れないうちに。

昨日のゼミで、先生と「hk3」(経堂の住宅プロジェクト)について議論した。 「hk3」は角地に建つ住宅なのであるが通りに対する二面だけでなく、裏側の二面、総じて住宅に隣接する四つの面に対し、いわば分裂症のように異なる構えを都市に向けている住宅で個…

分かりにくさはどこまでも分かりにくい。

新建築 2015年 06 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 新建築社 発売日: 2015/06/01 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る 6月初めての更新。(なるべく一週間に一回はしないと・・。) 今月の新建築の月評にて、403architecture[dajiba]の辻氏が青木淳の建…

観光者として

先日、GDZといういわゆる合同ゼミ合宿に二度目の参加をしてきた。 そこでは建築のみならず人文系・ファッション系など大学でいえば、東京大学、慶応SFC、日大、東洋大、明大などの学生が一同に集い、あるテーマにそってワークショップをするのだが、毎年本当…

刹那さのさきに

Wolfgang Tillmans ヴォルフガング・ティルマンス (BT BOOKS) 作者: ヴォルフガング・ティルマンス,美術手帖編集部 出版社/メーカー: 美術出版社 発売日: 2014/01/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 東京の体験は表層的な断片の不連続…

雨読のついでに

元々観察が好きな僕は人の一挙一動を見て、その人が何考えているのか、どういう性格の人かを考えるのに頭を働かせてしまうのだけど、その時にまるで皆の中に無意識だった言葉を浮上させながらその人を形容すると意外にも笑いになる時がある。そういう言葉の…

空間言語

ゴールデンウィークに代々木公園に足を運んだのだが、そこでの体験が面白かった。 ランニングをしている人たち、打楽器を叩く人たち、バドミントンをしている人たち、また傍らには読書をしている人など、原宿も近くにあるせいか様々な背景(人種、文化、思想…

停車駅としての出会い

出会いというのは正に偶然性の賜物であり自己を相対化する劇薬だなと最近とても感じる。最近ますます他人と会話する事が無くなった僕だか、つい最近久しぶりに友人と朝まで飲み明かす事になり、ますます改めて友人達の人間性に尊敬したものだった。そんな時…

『建築に内在する言葉』坂本一成 読書感想文その2

「建築は環境である。」という類いの言葉を用い坂本は建築はそれ自身対象物ではない状態を獲得したとき初めてある固定化された概念の枠組みから外れると説明している。(と思う。) 環境とはいわゆる工学的な環境と言う狭義の意味ではなく、自分が今いる様々…

『建築に内在する言葉』坂本一成 読書感想文その1

大学の4年にもなると、少しばかりか自身の空間の趣味が分かるような気がしてきた。(後述するが決して肯定している訳ではない。) 単に「お洒落で」というようなイメージで入学した建築学科であったが、泥臭くストイック極まりないその特有のパラダイムの中…

書き始め

文章を公に書くのは久々である。 実はfacebookで「自転車で建築巡り〜」というような極めて牧歌的なアルバムを投稿した際、「いいね」という共感が4人程度(しかもそのうち1人は実姉)しか得られず、意気消沈していた所、友人のパーティーの風景が100人以上…