現実のレイヤーを敷いて考える会(7/12)
久々の日記。
本当に最近日が経つのが早い。あっという間だ。
まだまだスキルが足らないことに焦りを覚える日々。
そんな中、青井研から門間・弓削多と門脇研から箱崎・立川で勉強会を行った。
テーマは「現実のレイヤーを敷いて考える会」
一ヶ月前にみんなにお願いをして、具体的にどんなことをしたいのかわかるように一回目のプレゼンは僕と箱崎が青井研に対しヴィジュアルでプレゼンした。
この会をやるに至った理由として、ここ最近での議論は理念に対しての不可能性の指摘という矮小された議論にとどまることが多く、知の蓄積というよりも何か批評自体が形骸化されているような(明治内で)気がしてその空気感をどうか払拭したいというのが大きな理由の一つだ。
その際、それぞれが社会あるいは都市に対してどのような「質」を創りたいか。そのような理念を持ちながらもいざ現実のレイヤーを敷いてみたとき、その質を獲得するにはどのような具体的なスキルが必要になるのかということ自体を相互参照的に議論が重なることを目指した。
つまり単なる「理念」にとどまらず、いかに自らの領域を定位させていくかという建築家としての職能の再定義をも射程にした勉強会になればなと思っている。
以下発表内容を簡単に(一応自分のだけ載せます)
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■現実のレイヤーを敷いて考える会 第一回目 (7/12)
・20代での活動
・不動産&プログラミング&設計スキルが必要
・
自己再組織化をどう捉えるか。そしてそれらをネットワークとして「計画」することで機能的サスティナビリティを実現したい。
ここで大事になってくるのはその機能を担保する器で基本的には「空家」
目をつけたいのは1970年代の住宅、これらの再市場化をすること
ではそのために、それらどのように明示化するのか
そのためにWEBアプリケーション(プログラミング)の利用を考える。
このように、画像認証で住宅地の年代分布が把握できれば、どのエリアに計画可能かということが把握できる。
住宅地に機能的なサスティナビティが加わる。
ビジネスモデルとしては設計の長期間化による損失が考えられるので、一つの自立したシステムを考えたい。
例えば大家やHP運営→行政側に売り込むなどの回路が取れればと思っている。
とうことで第一回目の立川の発表はこんな感じ。
はっきり言ってまだまだである。
・スタイルに乗りすぎ
・グレーゾーンを設計するのはどうなの?という意見も頂き
半ば理念の部分がやはり大きいので
これからもっとブラッシュアップしていきたい。