現実のレイヤーを敷く会_003 161003
今回で第三回目、約2ヶ月ぶり。発表者は立川と弓削多。
立川に関しては
【理念の確認】
と
【3つの課題】に関して
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【理念の確認】
理念としては能動的な都市であるが、これを言語化すると
自らの主体性を持ちながら物事を判断でき、そしてその能動性を都市において実践出来る環境を構築したい。ということである。
別の意味で考えると貨幣システムに依存しすぎないということだ。
自らの技術(スキル)を身体の外部に貨幣を介して依存するのではなく、何らかのスキルを身体化しそれを実践出来る環境をつくるということ。
具体的に言えば「住み開き」のような自己組織化はとてもいいなと思っている。
都市において自らのスキルを表現できるということの好例だ。
このような「質」を獲得していきたいということだ。
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【3つの課題】
とは言ってもあくまで理念。それをいかに実践していくかが、個人的なこの勉強会のトライアルでもある。
では先ほどの「質」をいかに獲得していくか。どのためには今は3つの課題があると思っている。
簡単にいえばこの3つである。
1に関して
土地所有、建物所有という枠組みにおいて不動産をいかに取得し、そこに投資していくか
2に関しては
取得した建物の用途を変更する際、建物の仕様を変更せざるをえない。
または都市計画上の用途地区との整合性の問題をどう解いていくか
3に関しては
銀行から融資される時、いかに運用をしていくか
今回は特に1に関しての発表。
いかに不動産を取得していくか、
まずはマーケティングの基礎中の基礎を紹介。いかにニーズを合致させるか、さらにターゲットをどう絞っていくかというプロセスを脳みそに習慣化させるという内容。
その後、空き家の運用方法。
いかに良い物件を見つけていくか、
その後実際に様々な住宅地を研究で巡っている中でいかに物件を見つけていくかを発表。
次回はもう少し、不動産にアプローチすることと制度の問題を発表したい。