touch

建築中心

雨読のついでに

元々観察が好きな僕は人の一挙一動を見て、その人が何考えているのか、どういう性格の人かを考えるのに頭を働かせてしまうのだけど、その時にまるで皆の中に無意識だった言葉を浮上させながらその人を形容すると意外にも笑いになる時がある。そういう言葉の…

空間言語

ゴールデンウィークに代々木公園に足を運んだのだが、そこでの体験が面白かった。 ランニングをしている人たち、打楽器を叩く人たち、バドミントンをしている人たち、また傍らには読書をしている人など、原宿も近くにあるせいか様々な背景(人種、文化、思想…

停車駅としての出会い

出会いというのは正に偶然性の賜物であり自己を相対化する劇薬だなと最近とても感じる。最近ますます他人と会話する事が無くなった僕だか、つい最近久しぶりに友人と朝まで飲み明かす事になり、ますます改めて友人達の人間性に尊敬したものだった。そんな時…

『建築に内在する言葉』坂本一成 読書感想文その2

「建築は環境である。」という類いの言葉を用い坂本は建築はそれ自身対象物ではない状態を獲得したとき初めてある固定化された概念の枠組みから外れると説明している。(と思う。) 環境とはいわゆる工学的な環境と言う狭義の意味ではなく、自分が今いる様々…

『建築に内在する言葉』坂本一成 読書感想文その1

大学の4年にもなると、少しばかりか自身の空間の趣味が分かるような気がしてきた。(後述するが決して肯定している訳ではない。) 単に「お洒落で」というようなイメージで入学した建築学科であったが、泥臭くストイック極まりないその特有のパラダイムの中…

書き始め

文章を公に書くのは久々である。 実はfacebookで「自転車で建築巡り〜」というような極めて牧歌的なアルバムを投稿した際、「いいね」という共感が4人程度(しかもそのうち1人は実姉)しか得られず、意気消沈していた所、友人のパーティーの風景が100人以上…